SEGNOは、自動車のガラスに車台番号を刻印することにより、盗難を未然に防ぐシステムです。車両窃盗犯は、ナンバープレート、車台番号、車検証等を偽造した上で車両を売却し、現金化します。SEGNOのガラスエッチングを施工することで、ガラスには半永久的に消すことのできない車台番号が刻印されます。たとえ車台番号や車検証を偽造しても、ガラスの番号と一致しないため、盗難車であることが容易に発覚します。転売するにはガラスの交換が必要になりますが、ガラスの交換には高額の費用と手間がかかるため、窃盗犯は、車台番号が刻印されているクルマは狙わなくなります。また、万一盗難にあっても、発見されて戻ってくる可能性が高くなります。現在、損保各社でも、ガラスエッチング施工車を保険料割引の対象にするよう、検討をはじめています。
警察庁の統計資料によると、自動車そのものを盗まれた「自動車盗難」の発生件数は、実に56,205件(2000年)。しかも、検挙件数は11,415件、検挙率は20.3%と、件数、検挙率ともに過去最悪の事態になっています。盗難件数の急激な増加には、背景に大がかりな窃盗団の存在があるとされています。自動車盗難の被害が急増している中、多くの自動車オーナーが、効果的な盗難対策を求めています。数ある自動車関連サービスの中でも、セキュリティ分野は、特に成長が見込まれる分野です。米国では、高級車オーナーを中心に、車台番号のエッチング施工が、自動車の盗難防止に非常に有効であるとの認識が広まってきており、米国自動車協会(AAA)も、ガラスエッチングシステムが、盗難にあう確率を96%から99%低下させる、との統計結果を報告しています。エッチングサービスの需要は、日本でも、今後急速に拡大してゆきます。
ガラスエッチングが盗難防止に有効だとしても、ただそれだけでいいのでしょうか? 自動車のオーナーが求めているのは、車台番号が刻印されるだけではなく、より美しいエッチング施工であるはずです。従来からあるサンドブラストやステンシル方式のエッチングシステムでは、その刻印品質は美しいとは言い難く、施工後にクレームになるような可能性すらありました。
SEGNOのエッチングデータはすべてコンピュータで作成され、専用のシステムで刻印されます。従来のエッチングシステムに比較しても、エッチングした文字の鮮明さ、美しさに大きな違いがあります。もちろん、車体番号だけではなく、オリジナルのロゴやデザインの刻印も可能。ただ安全なだけではなく、美しさをともに纏えるのがSEGNOです。
※車台番号以外の文字等を刻印した場合には、買い取り時の査定に影響が出る場合があります。
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