「Dr.しろくまの独り言」

イオンデポジット

09/04

最近イオンデポジット除去剤を求める方が多くなっています、イオンデポジットの発生する原因ですが環境問題にもある排ガスなど二酸化炭素が上空の雨に溶け込み酸性雨(極端な例で言うと炭酸のようなもの)になります雨が降りながら空気中の埃に触れ溶け込みます石英成分を含んだ雨が平面に近い部分にとどまり乾燥すると溶かされた成分が縮結合して行きます。夏場の農色車などは塗装表面温度が100度近くまで上がるので分子間が広がり雨の乾きと同時に強く結合し洗車程度では取れなくなることになります油脂系等弱い皮膜の場合皮膜がイオンデポジットの結合を和らげてくれますので意外とこびりついてもメンテナンス剤などで除去することができます今良く耳にする「皮膜硬化型ガラスコート」などはガラスにできる雨ジミ(鱗)のように同化結合に近いことが起こります、通常の汚れには強いガラスコートですがまったく汚れや付着物が付かないということはなく完全なセラミック皮膜であるがために何もしない塗装面よりも厄介なダメージがあることも考えて行かないといけません。

 

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