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「○年間ノーワックス保証！」「○年間ワックス不用！」のはずなのに、汚れ落としとしてメンテナンス剤の使用を促したり、年1回のメンテナンスが保証条件となっていたり、何だか矛盾しているようで変ですよね。実は「○年間ノーワックス保証」であって「ノーポリマー」じゃないところが問題なんです。油脂であるワックスの使用はポリマーコーティング独特の効果を打ち消してしまいますから「ノーワックス」など当たり前の事で、間違っても「○年間ノーポリマー保証」という事ではないんです。言い回しの妙で消費者にはメンテナンスフリーのごとく認識されているポリマーコーティングですが、実際は日頃の手入れやメンテナンスも必要って事なんです。
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「もうワックスかけなくてもイイし、普段のお手入れが楽になると思ってコーティングした」お客様が多いかと思います。ところが「水洗いだけで新車の輝き」だった期間は・・・・・。概ね予想外の結果になっていませんでしたか。これもまた、しばらくは「水洗いだけで新車の輝き」であって「○年間水洗いだけで新車の輝き」とは言っていないところが問題なんです。
コーティングの皮膜は毎日のクルマの使用状況により雨や洗車などで日に日にダメージを受け徐々に劣化しますから、それに連れて保護効果や光沢も低下します。洗車傷や鱗のような斑紋など、コーティングでは防ぎ切れないダメージもあるでしょう。メンテナンスフリーでは新車時の美観を何年間も維持できるはずが無いと言うことを消費者に伝えるべきなんですね。
でも、「○年間水洗いだけで新車の輝き」は無理でも、メンテナンス次第では「何年も新車の輝き」が可能なんですよ。
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多くの消費者はコーティングの耐久年数ばかりに関心があるものですから、使用しているコーティング剤に最もコストがかかっているんじゃないかとお思いの方が多いのではないでしょうか。でも、最もコストがかかっているのはコーティング剤ではなく、圧倒的に施工技術料なんですね。カーボディコーティングは洗車から下地処理、コート施工から仕上げまでの専門技術をお客様に提供するプロのサービスなんです。それなのに、もしディーラーのサービスマンがコーティング剤をボディに塗っただけの施工内容でプロ施工店と同じ料金だとしたら、どう思いますか？
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ディーラーが新車購入時のコーティングを勧めるのには訳があります。「何年もピカピカですよ」と勧められれば「じゃ、ついでに・・・」って話にもなりやすいですし、また、一部のディーラーにはプロのコーティング技術者は在籍していませんから綺麗な新車は、プロの施工技術者がいなくても都合が良いんです。
コーティングは購入時の新車でなければ絶対良い結果にならないなんて事はありません。経年経過したクルマでもメンテナンスを継続することで塗装の状態が向上していく場合もあります。施工技術があれば購入後でも良い仕上がりが得られますし、効果も十分発揮されますから何が何でも購入時施工に拘ることはありませんよ。
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